2024.3.30(土)  白葉峠-白葉峠BS→バス移動→山前駅前BS-鹿島橋-河川敷-松原橋-327m地点-ヤシオ山ピストン -白葉峠

春の訪れ。

記事更新をさぼっているが3月は毎週歩いて体力維持してきた。
アカヤシオの季節に向けて、という感じでこれで人事異動で関東から異動になったら嫌だなと思ったが相も変わらず今年も異動はなし。開発G内での異動はありうると思っていたのだがそれもなかった。
さて今年はアカヤシオの開花が遅れているようだがそれはここ数年が早かっただけのことで、今年がすごく遅いというわけではなさそうだ。たぶん2017年よりは早い。とはいえヤシオ山と三床山・金原山周辺以外はまだほとんど咲いていないだろう。鹿沼のいつものゾーンへ行くには少し早い。ちまちまと進めてきた平野部県境歩きもあと数回で終われそう。どうせならヤシオ山を絡めて山前駅付近から白葉峠までを埋めることにした。

3/30、五時過ぎに家を出て、コンビニよりつつのんびりしていたら白葉峠から歩き出すのは6:23になってしまった。まずは車道を降りて、白葉峠BSまでいかないといけない。白葉峠BSは正確に言うと白葉峠入口BSというべき位置にあるのだ。
峠を出たころは天気が良かったが、下ってくるとガスの中。まあこれは上から見えていたしGPVの予報通りである。
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6:44、白葉峠BS着。
7:01のバスを待つ。バスは4分遅れ位でやってきた。先客はなし。
30分ほどバスに揺られていると乗客は10人には満たないがちょこちょこ利用客がいた。
予定時刻より数分遅れで山前駅前BS着。
まあ別に急ぐたびでもないし問題はない。
ザックを背負って街中を歩きだす。7:37。
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まだここは県境ではない。
一先ず鹿島橋を渡って渡良瀬川の対岸に行く必要がある。
途中に会ったデイリーヤマザキに立ち寄ってから、鹿島橋の真ん中あたりにやってきたのが7:55。
県境は川の真ん中を通っているので県境沿いには歩けない。
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堤防上を歩こうかなと思ったが、河川敷が広いので下りてみる。
しばらくぶらぶらと歩いていたが、パークゴルフ場にぶつかり、関係者以外立ち入り禁止、とあったので堤防上に戻った。菜の花が咲いており、春の陽気に誘われたのか、堤防を歩いている人がぽつぽつといる。
山装備の僕はたぶん浮いてた。
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パークゴルフ場を過ぎても別のグラウンドが続くのでそのまま堤防上を歩いていく。眺めもいいし。
風が吹いているが先週までの冷たい北風と違い柔らかな感じ。今日は気温が高いからちょうどいい。
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葉鹿橋を過ぎて8:41、ようやく河川敷からグラウンドが消えて藪めいてきたので下りてみる。一般的には藪がある方が敬遠しそうな気もするが。
藪の中に地形図通り橋があるのでわたる。藪をよけて水横を歩くと護岸の為か石が敷き詰められているが、結構動くのですごく歩きにくかった。
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ススキの藪は横を笹薮をかけ分けて(結構背が高い)回避しつつ先へ進む。
いよいよ藪が濃くて面倒になったところで地形図の破線路、堤防へと離脱を図る。
するとイバラが行く手を阻む。最近イバラに縁があるなあ・・・。伐採地のやつらと違い灌木風味の野茨のようだが。幸い隙間はあるのでストックで枝を押しのけつつかいくぐっていく。
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5分ほど藪漕ぎして9:07、急にさっぱりした未舗装路に出た。地形図にあるやつ。
これならもっと早く藪抜けてればよかった。
道を歩いていくとほどなく堤防上に。ぶらぶらなげなげ歩いていく。
一瞬だけ河川敷にグラウンドあったがその後は河川敷を歩こうと思えば歩ける。既に県境は対岸に移っているのでこのまま堤防上を行くが。
赤城の雪ももうすぐなくなりそう。
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松原橋を渡って北岸へ。
県境沿いに戻るため少し下流へ戻らなければいけない。
この辺りも散歩の人がちらほらと。
疲れたので斜面に腰を下ろして小休止。
街中は好き勝手に座るわけにはいかないので気を遣う。
堤防を降りてゴルフ場横を通り歩道を歩いていく。
するとほどなく桐生川沿いに出て。この辺りも散歩している人たちが。カップルの姿もあったりしたが、こんなところに良いスポットなんてあるのだろうか。
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境橋を横切って、その先も地形図にはないが堤防上を歩ける。
しかしこの先線路手前で行き止まり。ついでに県境は手前で北西に折れた。少し戻って住宅街を通り抜けていく。
庭先にナゲの姿はなかった。
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小川を渡って、次に上濁沼橋で桐生川を渡る。実はこの日、橋の手前に駐車してshige-ponさんが小俣駅-白葉峠の県境を歩いていたのがこの時は知る由もなく。僕の数時間前にこの先を歩いて、この時もすぐ後ろまで迫っていたのだ。
そんなことは露知らず、僕はぶらぶらと歩いていく。
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橋を渡った先は県境は変なところを通っており、それに沿って歩くことはこの辺りが更地にならないと難しい。
細かいところはいいかと道を直進。
ゴルフ場横の道を行き止まり近くまでひたすらまっすぐ歩いていく。
ラスト民家の横で藪入りし、ゴルフ場のカート道をダッシュで横切り突破した。
ここは瞬発力が要求され、僕は一気に息も絶え絶え。
岩っぽいところを登り人目につかないところに来て倒れこむようにして腰を下ろす。心臓に素晴らしく負荷がかかったらしくしばらく動けなかった。今週心臓の薬を変えたばかりでそれになじみきっていないのもあったか。ここしばらく味わっていなかった心臓の疲労に否が応でも病のことを意識せざるを得なかった。11:07。
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10分くらいぐったりしてから先へ進む。
するとまたもや猪柵登場。木を利用して何とか突破。
這う這うの体でトラバースを続けて、ゴルフ場を通り抜けた県境が谷間から327m地点へと昇り上げるところになんとかやってきた。半分グロッキー状態なのにこの傾斜はつれえわ・・・。のそのそと昇り上げていく。
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たかだか120m程度標高を上げるのに25分くらいかかってしまった。
登山道に出れば傾斜も緩んだので、息を整えつつ県境を離れてヤシオ山へ。日当たり悪いところはまだ蕾が結構あるな。
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12:26、ヤシオ山。
ここは開花は早いが見ごたえはいまいちというのが例年通り。咲きそろっていないのと最近雨や寒さもあったので今年も大したことはない。でも昨年見れなかったし今年初ヤシオなのでそれだけで◎。
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やること終わったし帰るか・・・。道を引き返して白葉峠へ。この先の県境は何度も歩いているし登山道なので特に何も。姥穴山はスルーで。
ちょくちょく歩いてくる人がいる。まあこの季節賑わいがなければいつ賑わうのかという山である。
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12:54、白葉峠着。
結構時間かかったな。柵越えアトラクションで心臓に負荷がかかりすぎた。
このまま帰ろうかと思ったが距離は16kmほど歩いたのに標高差は400mしかない。これでは体力がつかない。金原山でもよるか・・・。僕はレガシィで移動を開始した。

今回の軌跡。山前駅から先が少し見切れているが河川敷歩きなので気にしなくていいだろう。
この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)
タイトルなし
今回のルート、僕は心筋症のせいで時間をかけたが、普通に歩いたら四時間くらいでいけるのではと思う。核心部はカート道突破。危険個所は特にない。初冬からこの時期までが適期だろう。この先は暑くなるし藪も育って面倒になる。
これで栃木・群馬の県境平野部は藤岡駅周辺から山前駅周辺区間のみとなった。後二回でいけるだろう。
暑くなる前に歩きたいところである。